自衛隊のオスプレイ暫定配備先を木更津駐屯地に反対を県に申し入れ FB投稿2018.3.29

3月26日、自衛隊のオスプレイ暫定配備先を木更津駐屯地にする方向で調整中との新聞報道が行われました。

防衛省は、配備先として佐賀空港を予定していましたが、佐賀県内で反対世論が広がるなか、駐機場などの用地買収が困難になり、秋の納入に間に合わない状況で、別の場所での暫定配備を検討してきていました。

オスプレイは2016年12月に沖縄で墜落、次の年の8月にはオーストラリアで墜落し、9月にはシリアで墜落しています。わずか10カ月の間に3回も墜落するような軍用機の配備は、どこでも反対の声が上がるのは当然です。

暫定配備報道にたいして木更津市の渡辺芳邦市長は、「防衛政策への協力は自治体の役割」としながらも、「機体整備もしっかりした運用段階になっていないなか、遺憾で不快に感じる」「整備と配備では次元が違う」「佐賀が駄目だから木更津という理屈もおかしい」と述べたと報道されています。

日本共産党は、これまでオスプレイの整備工場設置も、暫定配備にも一貫して反対してきましたが、今回の報道を受けて、あらためて県にたいして、暫定配備に反対するよう申し入れました。

対応した政策企画課の高橋俊之課長は、「北関東防衛局に問い合わせたところ、『何ら決定していない。事実にもとづかない報道だ』との回答だった。こうした情報が流れると地元に不安が高まるので、注意してもらいたいとの要請を行った」と述べました。

木更津市長のコメントに対しての認識では、「まったく同じ立場だ」と答えました。

参加者は「木更津駐屯地には自衛隊唯一のヘリコプター部隊がいて、オスプレイはその装備品と位置付けられている。整備工場もあり、暫定配備の可能性が高い。決まってからでは遅いので、いまから反対すべき」と厳しく求めました。

今日の申し入れには、椎葉寿幸、川副邦明両副委員長も参加しました。

添付のオスプレイの写真は、2016年10月24日に「騒音調査」の名目で木更津駐屯地に飛来した際のものです。

『がんばり通信』丸山慎一千葉県議会議員

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