住民に報告はするが確認はしないパラシュート降下訓練の米軍参加2018.3.10
昨日に続いて、防衛省からの聞き取りの報告です。
今日は、1月12日に行われた習志野演習場でのパラシュート降下訓練始めに米軍参加したことについてです。
米軍の参加は今年で2回目ですが、昨年は沖縄の部隊から15人だったのが、今年は沖縄の部隊が約20人と増え、新たにアラスカの部隊からも約40人が加わりました。
沖縄の部隊は、米軍輸送機で嘉手納基地から横田基地に着き、習志野駐屯地までは在日米陸軍の車両で移動。アラスカの部隊は民間航空機で羽田空港に着陸後、在日米陸軍の車両で習志野駐屯地に移動していました。
滞在期間は、1月7日から14日までの8日間で、宿泊は習志野駐屯地外来宿舎。1月12日の実施前に2日間、予行を行っています。
13日には「史跡研修」と称して成田山新勝寺に行っていることもわかりました。
今年の降下訓練始めについて防衛省は、「昨年より米陸軍の参加を得ており、このような取り組みは日米のより強固な絆を築くものであり、日米の緊密な連携の下で行われるこうした行事の積み重ねにより、自衛隊と米軍との力強い関係が築かれるものと考えている」としており、来年以降も「積み重ね」ていくことを示唆しています。
米軍参加についての自治体への連絡は通知であって、「いいかどうかの確認は行っていない」ことも認めました。
参加者は、「米軍の参加は認められない。自治体への連絡も当然事前に行うべきだ」と厳しく求めました。
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